「納棺体験イベント」in西福寺
昨日、2月11日(日)13時~西福寺様にて「納棺体験」イベントを開催しました。
今回は西福寺様とのコラボイベントです。
ご住職よりご説明があり、すぐに納棺体験スタート!
お棺は上品なパープルの布棺を準備しました。お棺には掛敷布団、枕、杖がついています。
敷き布団の下には畳を敷いてみました。
まずトップはご住職よりご入棺。ご住職は納棺体験3回目にしておフタを閉めるという経験を初めてされました。
おフタを閉めてお窓を開けてみると、なぜか手を振りたくなる衝動に駆られることに気づく( ゚Д゚)
そしてお窓を閉めておフタを開けて出ていただくというのが一連の流れです。
おフタを開けたときに、これまたなぜか「おかえり~」と言いたくなる((´∀`))
全員で爆笑でした。
体験を済ませて皆様の感想は「寝心地よかったわ~」「意外と暗くなかったわ~」「死んだお父ちゃんもこんな気持ちやったんかな~」など、それぞれでした。
怖さや不安は感じられなかったようです。
わたしたちも気づきや感じることがありました。お布団に入ったときは畳があることで、敷布団1枚より体が痛くないと思った。そうすると大切な人が亡くなりお棺の中に寝かせてあげる時は畳1枚敷いてあげたいという気持ちになる。
お葬式では最後にお花をお棺に入れ故人とのお別れをした後に、おフタを閉めてからお窓を閉める。そのときに故人は手を振って笑顔で喜びお別れをしてくれているかもしれないと想像する。だとしたら、故人が喜び笑顔で手を振りたくなるようなお葬式をしなければいけないと思う。
自分が経験して気づくと今後の打合せでは、お客様に対しての説明や提案、話し方が変わる。決して商品を押し売ることはしないでしょう。(今までも押し売りはしていませんよ((´∀`))
そして「納棺体験」イベントは葬儀会社では定番イベントなので、何回かは経験済みですが、今までのイベントと違いどうして楽しんでいる雰囲気が違うのかを考えてみたところ、参加された方との信頼関係がしっかりとされていること、また運営側がお客様のためを考えて一つにまとまり開催した結果が、今までとは違う感覚だったと思いました。
成功させたいというOne teamの心ですね((´∀`))
人生は生まれてから死に向かっていく。死は忌み嫌われますが生死は結びついています。大切な人を失うというのはいつであっても悲しく辛い、人それぞれ重みや深さ、感じ方、考え方は違います。しかしながらいづれくる死だからこそ、死を考えることで命あることを感謝し、愛する人との生の時間を大切に一生懸命に楽しく笑顔で生きていきたいものです。
今回このような気づきのきっかけをくださった西福寺ご住職、ご参加された方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。