一期一会 ~和歌山市 K様(女性)~

K様の成年後見人様より、もしもの際はキリスト教での葬儀を対応してくれるのかとご相談がありました。
ご相談連絡のその日の夜に残念ながらK様はお亡くなりになりました。

教会での葬儀をご希望されていることから、牧師様に連絡をし1日葬での葬儀に決まり準備を始めました。

牧師様や信者様からK様について伺いました。K様は常に相手を気づかい声をかけ優しい人でした。心配性の一面もあったということを甥御様より伺いました。教会には誰よりも早く熱心に通われていたそうです。
また妹様の介護をされ面倒見の良い方でした。
しかしながら6,7年前にK様自身が病に倒れてからは、教会に通うこともできなくなり大変もどかしい思いをされたようです。信者の皆様もとても心配されていました。

K様が亡くなられたことを知り信者の皆様がご葬儀に参列してくださり、教会のホワイトボードにはK様のお元気だった頃の写真を飾られました。「また御国でお会いしましょう!」とメッセージを添えてくださいました。
そのホワイトボードの前で皆様は思い出話をされたり、牧師様がお写真をモニターに映してくださったり、教会内は皆様の温かさでいっぱいでした。

教会内
信者様のメッセージ

甥御様、後見人様、牧師様、信者の皆様にお声をかけていただきながらお花を手向けてお別れでした。

別れは辛いものですが死や別れに直面して、こうして人の温かさに触れ生死について改めて考えたりできる機会でもあります。
キリスト教のご葬儀は皆様が心や想いを尽くすとても温かい空気感が漂うように思います。
このような時の誰かのお言葉が心の支えになることもあり、故人からのメッセージではないかといつも感じます。

出棺花束
ピアノ演奏

わたしたちはそのような気づきを与えていただけることに感謝し、様々な想いを大切に丁寧にお手伝いしていきます。

この度お世話になりました甥御様、後見人様、牧師様はじめ教会の信者皆様、その他ご協力いただいた業者の皆様ありがとうございました。

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