和歌山市寺院葬儀|ご家族の愛と笑顔に包まれた最後の時間
この度、菩提寺のご住職様よりY様のご容態についてご連絡をいただき、その翌日にご逝去されました。ご葬儀はご縁の深い本堂にて執り行わせていただきました。


ご長男様は、最期のひととき、Y様の手を握り寄り添い続けられました。
Y様はご主人を亡くされてから少しずつ体調を崩され、1年前より施設に入居されていました。
Y様は9人きょうだいの8番目に生まれ、面倒見がよく誰にでも愛情深く接する温かなお人柄。お花が好きで、きれい好き。ご家族様はそんなY様を偲び、優しい色合いの祭壇をお選びになりました。
また、生前から麻雀がお好きで、「赤ウーピン」が特にお気に入りの牌だったとのこと。ご安置の際には、納棺迄の時間は本物の赤ウーピンをお持ちになり、納棺後には紙で作成した赤ウーピンを右手に添えていただきました。


お食事も大好きだったY様が特に好まれていたのが「かっぱくん」。喪主様が生前よく通われたお店「ミートパッカーキヨシ」さんでご購入され、ご納棺時にお供えくださいました。


お着替えはお気に入りのお着物で、従姉妹様が丁寧にお化粧を施してくださいました。お孫様との握手や、ご家族皆様による1年半ぶりのビールを口元へ湿らせ、思い出と感謝に満ちたご納棺となりました。

お棺のまわりには、従姉妹様が生けてくださった花々、折り鶴、メッセージが飾られ、皆様の愛情があふれる空間に。
お声がけやお棺への手かけを通じて、温かなご出棺のひとときをご一緒させていただきました。



人とのご縁を大切にされていたY様。これからもご家族やご友人の心の中で生き続けることと思います。
このような温かいご葬儀をお手伝いさせていただけたことに心より感謝申し上げます。
関係者の皆様にも、この場をお借りして深くお礼申し上げます。