「お葬式は何が正解かわからない」——その疑問を持ったまま終わっていませんか

「お葬式は何回もないから、何が正解かわからない」

葬儀の相談をしていると、この言葉を本当によく聞きます。正解がわからないまま急いで決めて、終わってから「もっとちゃんと調べればよかった」と思う。そういう方が後を絶ちません。

これは個人の問題ではありません。データがあります。

国民生活センターに寄せられる葬儀サービスに関する相談件数は、2000年に164件だったものが年々増加し、近年は年間700件ほどで推移しています。そして相談内容で最も多いのが「高額な料金」「説明不足」「見積もりと実際の金額が違う」——つまりほぼ全てがお金のトラブルです。

さらに見落とせないのがこの数字です。不満を持った消費者のうち、実際に申し立てをする人は約4%といわれています。700件はその4%に過ぎない。残りの96%は不満を抱えたまま終わっている可能性があります。

なぜこれほどトラブルが起きるのか。葬儀には特殊な事情があります。人生で何度もあることではない。突然のことで冷静に判断できない。悲しみの中で契約しなければならない。見積もりの項目が複雑でわかりにくい。比べようにも比べる手段がほとんどない。この条件が重なることで、普通の買い物では起きないトラブルが起きやすくなります。

「互助会に入ってるから」「式場の会員になってるから」は本当に大丈夫ですか

和歌山でチラシをお渡しすると「互助会に入ってるから」「近くの葬儀社の会員になってるから」という言葉をよく聞きます。安心されているんだなと思う一方で、内容をご存知だろうかと感じることも正直あります。

互助会の始まりは美しかった

調べてみると、互助会の起源は1948年(昭和23年)の横須賀にあります。葬祭ディレクターの研修でも触れられている内容ですが、戦後の物資が不足する中、隣近所がお金を出し合って花嫁衣装を一着買い、地域の花嫁みんなで大切に着回したことが始まりとされています。「一人が万人のために、万人が一人のために」という相互扶助の精神から生まれた、本当に美しい仕組みでした。

いつの間にか変わったこと

高度経済成長期に大きな式場が各地に建てられました。その維持管理費用に会員の積立金が充てられる構造へと変わっていきました。これは全日本冠婚葬祭互助協会の公式説明にも記載されている内容です。相互扶助の精神から、式場を支えるための先払いシステムへ。

私自身、以前葬儀社に勤めていたとき会員獲得の営業をしていました。「互助会の積立金だけでは葬儀の全額はまかなえません」と説明しながら自社の会員制度を勧める。今振り返ると、仕組みの本質を自分自身もよくわかっていなかったと思います。

「会員価格で20万円引き」の原資はどこから来るのか

今の和歌山には様々なチラシが溢れています。無料で名前を書くだけの会員登録、資料請求で5万円引き、他社会員なら15万円引き。なぜここまで入口を下げるのか。

割引の原資はどこから来るのか。

仕組みはシンプルです。最初から上乗せされた通常価格から割り引いている。スーパーのセールと同じ構造です。ただ葬儀の場合、「元の価格が適正かどうか」を確認する手段がほとんどありません。だから気づきにくい。

「自宅に安置できるなんて知りませんでした」

これもよく聞く言葉です。「前の時は言ってもらえなかった」と続けておっしゃる方も少なくありません。

病院や施設でお亡くなりになった後、搬送先として葬儀社の安置施設や式場を案内されることがほとんどです。でも自宅があれば、自宅に帰ることができます。

家族葬が広まり始めた頃、「近所にわかってしまうから」と式場に直接という選択をされる方が増えました。でも今は家族葬が主流です。自宅に戻っても、ご近所の方は家族葬とわかれば参列を控えてくれます。仲の良い方が自宅に会いに来てくれる、それはむしろ自然なお別れの形ではないでしょうか。

自宅安置には、こんなよさがあります。

  • 安置施設の費用がかからない(費用はドライアイス代のみ)
  • 慣れた自宅でゆっくり過ごせる
  • 施設と自宅を行き来する必要がない
  • 最後の時間を故人のそばでいつでも過ごせる

自社式場を持たないRESTARTだからこそ、自宅安置を自信を持ってお勧めできます。式場に来てもらう必要がないから、しがらみなく「自宅に帰れますよ」と言える。公営斎場を使い、自宅を活用する。使えるものをしっかり使うことが、ご家族にとっても、故人にとっても、私たちにとっても、三方良しだと考えています。

もちろん、事情があって自宅に帰れない方には提携施設をご案内します。

同じ家族葬でも、含まれる内容は葬儀社によって大きく違います

葬儀社のプランを比較するとき、金額だけを見ていると思わぬ落とし穴があります。

例えば納棺。「納棺込み」と書いてあっても、内容は様々です。仏衣をかけるだけで着せてもらえない、化粧や処置がない——そういったケースがあることを、お客様から伺ったことがあります。大切な方の最後のお顔が、思っていた状態と違ったという声も聞きます。

生花祭壇も同様です。低価格プランでは造花を使用しているケースがあります。お別れの時に棺に花を入れたい場合は、別途生花を購入しなければならないこともあります。

安置についても、預かり安置が基本で面会時間が決められていたり、付き添いに追加料金がかかるケースがあります。

寝台車(搬送用)と霊柩車(出棺用)が別料金になっていることもあります。

これらは契約後、または葬儀が終わってから初めて気づくことが多い。だから消費者センターへの相談で最も多いのが「料金トラブル」なのだと思います。

RESTARTの家族葬プランに含まれるもの

家族葬(2日間)約60万円

自宅安置・和歌山市斎場小ホール使用・10名前後の場合
(和歌山市斎場使用料80,660円・火葬料金12,000円込み)

  • 寝台霊柩車(搬送シーツ付)
  • 生花祭壇(すべてのお花をお棺の中に手向けることができます)
  • ドライアイス2回
  • 布棺(3色から選択)
  • 清拭納棺・ラストメイク
  • 仏衣(3色から選択・着付け込み)
  • 枕飾り
  • 後飾り祭壇
  • 骨壺(大・小)
  • 遺影写真(4つ切り・キャビネサイズ・3色から選択)
  • 白木位牌
  • 出棺花束
  • 受付セット・看板
  • 役所手続き代行
  • スタッフ2名
  • アフターサポート

一日葬 約40万円 / 直葬 約23万円

会員価格・一般価格の区別はありません。

なぜこの価格で全部含まれるのか

自社式場を持たないからです。大きな式場を維持するための固定費がない分、サービスの中身に充てることができます。公営斎場を使うことで、式場費用も適正価格になります。

安いから内容が少ないのではありません。最初から全部含めた価格にしているから、追加で驚くことがない。それだけのことです。

事前に一度だけ話を聞いてみてください

いざというときに慌てて決めるより、元気なうちに話を聞いておくだけで、家族の負担は全然違います。何も決めなくていい。契約もしなくていい。ただ知っておくだけでいい。

自分のことは自分で決める。誰か任せはもう古いと私は思っています。

事前相談は無料です。


RESTART株式会社 上村智子
葬儀歴19年・1級葬祭ディレクター・納棺師
▶ プロフィールはこちら

葬儀のことで迷ったら、まずご相談ください RESTARTでは事前相談を無料で承っています。
「何を聞けばいいかわからない」という方も、お気軽にどうぞ。