住み慣れた自宅から、感謝を込めて送り出した一日葬 。ご家族だけの温かいお葬式

「いつかお電話しようと、ずっと考えていました」――そうおっしゃって、大切にお取り置きいただいていた一枚のチラシから、このご縁は始まりました。今回は、ご本人様の「住み慣れた自宅から送り出してほしい」というご希望を、ご家族の深い愛情とともに叶えられたK様のご葬儀事例をご紹介します。

葬儀概要

葬儀形態:一日葬(自宅葬)
式場:ご自宅
参列者人数:10名
ご安置場所:ご自宅
特徴:ご自宅での看取りと、ご自宅からの旅立ちをご希望

和歌山市の自宅葬。和室6畳ほどの広さにお花を飾りました

ご依頼のきっかけ

私どものチラシを大切にお取り置きいただき、K様の奥様は「いつお電話しようか」とずっと考えてくださっていたそうです。ご相談のご連絡をいただき、事前にお会いしてじっくりとお話をお伺いいたしました。

K様のお人柄

K様のお人柄を一言で表すなら、「誠実」という言葉が何よりふさわしい方でした。正直に、まっすぐに歩んでこられ、その優しさと思いやりで、ご家族を包み込むご主人様であり、お父様でした。お勤めの際には羽織袴姿でご出勤されることもあったそうですが、ご家庭ではお仕事のお話をされることはなく、いつも変わらぬ穏やかさでご家族との時間を大切にされていました。ご自宅のことは何でも率先してこなされ、ご家族にとって頼もしく、温かな存在でいらっしゃいました。

自宅でのご安置とご納棺の時間

K様は「住み慣れた自宅で過ごしたい。そして、自宅から送り出してほしい」というご希望をお持ちでした。その想いを大切に、奥様が最後までそばに寄り添われ、ご自宅で穏やかに最期の時を迎えられました。

ご納棺は、ご家族様お立合いのもと、ご自宅でおこないました。洗面器にお湯をご準備いただき、奥様、弟様の順にK様にお声かけしながら拭ってくださいました。
大島紬にお着替えいただき、お口元を整えたのち自然なお化粧を施し、穏やかなお姿のK様となりました。お棺には好物だった鰻や果物、飲み物をお入れし、お手元には扇子と使い慣れた数珠を添えました。
ご納棺の最後には弟様から歌の贈り物がありました。心のこもったご納棺のお時間だと感じました。

葬儀当日の様子

K様のご希望は、お仏壇のそばで最期のお別れの時間を過ごすことでした。奥様とご相談のうえ、その想いを大切に、ご自宅での一日葬をお手伝いさせていただきました。お仏壇のあるお部屋には祭壇のお花をたくさんお飾りし、お部屋いっぱいが優しい花々に包まれました。住み慣れたご自宅で読経が営まれ、ご家族皆様に見守られながら、お別れの時間がゆっくりと流れました。「ありがとう」の想いを込めてご家族お一人おひとりがお花を手向けられ、お棺は色とりどりのお花でいっぱいに。ご出棺前にはご長男様がご家族を代表して感謝のお言葉を述べられ、ご近所の皆様にも見送られながら、K様はたくさんの想いに包まれてご自宅を後にされました。

京都のご親族の方からのお供えのお花をお棺に手向けるお花として準備しました

スタッフからのコメント

川本

ご本人様が望まれた「住み慣れた自宅から旅立ちたい」という想い。その願いを大切にされ、最後まで寄り添われた奥様はじめご家族皆様の深い愛情に包まれたご葬儀でした。自宅だからこそ流れる穏やかな時間、お仏壇の前でのお別れ、ご近所の皆様による温かなお見送り。その一つひとつが、ご家族様とK様が歩まれてきた人生そのもののように感じられました。
私たちは、お一人おひとりの想いに耳を傾け、その方らしい最期を迎えていただけるよう、尊厳を何よりも大切にしながらお手伝いをしております。この度も、このような温かいご葬儀のお手伝いをさせていただいたご縁に、心より感謝申し上げます。

自宅葬・一日葬をご検討の方へ

「住み慣れた我が家から送り出してあげたい」「最期は自宅で過ごしたい」・・・そうしたお気持ちに、RESTARTは自社式場を持たない身軽さを活かし、和歌山市内どこでも柔軟に寄り添うことができます。ご自宅での看取りや自宅葬にご不安がある方も、まずはお気軽にご相談ください。

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