低価格だと不安になる・・・と思われる方もあるでしょう。
安かろう悪かろうは勧めません。

決してわたしたちは「お葬式を安く済ませましょう」と申し上げているのではありません。
お葬式に必要な物、大切な人にしてあげたいことなどに精一杯できるだけの予算はかけて欲しいと考えています。
同じ規模、同じ商品に数十万円も多く費用をかけるならば、
考え方や選び方を変えるだけで、もっと華やかで良い商品を購入したり
或いは満中陰(49日)の法要時に故人が行きたいと言っていた場所に
ご家族で旅行にでかけ高級旅館に宿泊するのも良いでしょう。

自宅に近いからと葬儀会社を決めていませんか?
葬儀後は必ず火葬場にいきます。初めから公営斎場で葬儀を行うと移動の負担も費用も軽減されます。

注:地域により公営斎場が併設されていない火葬場がございます。

⑴ 想 い

わたしたちは自社会館をもっていません。自社会館をもたずにどうして葬儀会社を立ち上げたのか・・・
葬儀会社はまだまだ男性社会です。親族内事業承継が多い世界です。現在和歌山では他府県からの出店や合併などたくさんの葬儀会社と式場があります。そのような状況のなかで立ち上げた理由は今のお葬式や葬儀会社にずっと疑問を抱いていたからです。
人の死に関わる仕事に従事する以上、尊厳を守り故人やご家族には誠実に対応しなければなりません。それなのに現状は毎日に慣れ機械的に荷物を運ぶかのように済んでいます。
ご依頼を受けて打合せ時には「最後ですよ」「皆さんやっていますよ」などと葬儀会社に勧められたり、本当に必要なのかわからない商品をついているかのように説明されます。大切な人を失い冷静ではないなか、このような時にいらないと断るのは悪いのではないか、故人に対して失礼になるのではという気持ちがでて不要な商品を購入して高額な金額になります。

そのような現実を毎日見たり聞いたりすると心が痛みます。もちろん会社なので利益は大切ですが、自分の信念や想いを曲げ、自分が反対の立場ならば購入したくない商品を選ばざるを終えない現実に誘導することや、予算を超えさせて無理をさせることは良いのかとずっと考え込んでいました。

また葬儀会社の所有する式場にはご安置する小さい部屋と併設して式場が建てられています。パンフレットにはあたかも式場でできるかのように掲載されていますが、低価格のプランは小さい部屋でのご葬儀です。
しっかりとご葬儀をされたいと考えている方が、予算を超えているからと気を使い我慢し諦め、人生の最後を小さい部屋からのご出棺で良いのでしょうか?(初めからご葬儀をする予定のない方は別として・・)

考え方を変え選ぶ会社を変えるだけで、すべてを解決し堂々と最後を送ることができます。自社式場を持たずにきっちりとお葬式をおこなう小さい会社はたくさんありますよ。

わたしたちはそれぞれ子育てや介護、そして大切な人を失うという経験をしました。だからこそご家族やご本人が抱える不安や悩みが少なからず理解できます。大切な人を想うことで喜びや幸せ、辛さや悲しみといった感情が沸き起こります。これらの感情はいつまで続くのだろう、いつ消えてしまうのだろう・・・大切な人がいなくなるということは大変なことで、お客様のその気持ちを思いやりながら、少しでも悲しみや辛さを軽減してほしい、明日に向かって前向きに歩んでほしいと常に思っています。
そのような強い想いがあるからこそ、この仕事は、命の尊さや人間関係の大切さを次の世代に繋げる責任があるとともに、絶対に尊厳を守り誠実さをもち、しっかりとお客様と故人の人生の最後を締めくくるお手伝いをするべきだという決心でした。
大切な人の最後の時を任せられる人は誰でも良いわけではなく、しっかりと想いのある人に任せなければならない。
わたしたちはお客様とは元気なときから知り合い、楽しく笑顔で生活できるお手伝いをし、その先の最後のときは安心してわたしたちに任せてもらえるような人であり、会社をめざしていきます。

⑵ 経 験

わたしたちは和歌山県内の葬儀会社で10年以上勤務をしてきました。寝台車や霊柩車の運転から納棺師経験やご葬儀後のアフターフォローまでおこない、法要準備や仏壇仏具の販売、永代供養、相続手続き、墓じまい、生前契約、後見人のお世話まで幅広くご相談も行ってきました。
またお葬式の2、3日の関係だけではなくグリーフケアや楽しく生活ができるように、様々なイベントやワークショップも行いました。お客様の希望はなにか、今後の次世代のことまでご一緒に考え提案してまいりました。


そして余命宣告を受けられた方ご本人やご家族からのご相談も事前に行うこともあります。まずご相談者は余命宣告を受け容れることができているのか、わたしたちはなにを受けとらなければならないかを自分の家族のように考えるようにしています。
そこから始まりご家族を巻き込みながらお別れを行います。どのようなお別れが良かったのか・・・正解はありませんがいつも振り返ります。その振り返りが次のお葬式へと繋がります。

【 スタッフの資格・認定証 】

⑶ 価 格

★ 自宅の場合★ 公営斎場の場合
・故人もご家族も慣れた自宅で過ごせて安心・火葬場が併設されているので何度も移動をしなくても済む。
・式場利用料が不要なので低価格で安心・人数が増えても式場や駐車場の対応可能。
・移動の回数が少なく安心・他社式場での利用料と比べても差はないため、小さい部屋からのご 
 出棺で我慢せず、最後を堂々と式場玄関から送り出すことができる
・本当に家族だけでお別れが出来る・式場と火葬場が併設なのでご親族などの移動も負担が少ない。
・親しいご近所の方もご自宅でお別れができ移動の負担がない。・お寺様の控室も完備されている。
・参列者を減らせる・夜中は警備員が待機している
★ デメリット★ 対策
自宅の荷物を整理しなくてはならない。ご安置場所のお片付けのお手伝いをします。
ご近所に知られるのが嫌だ。現在は家族葬で参列辞退のお知らせをすると、ご近所の方はご遠慮されます。
自宅が狭いので人数が入れない自宅の部屋で不可能な場合はご安置のみを自宅でおこない、ご納棺後に公営斎場に移動します。
公営斎場にはお風呂の設備がありません。外出できますのでご入浴に外出してください。(五色台聖苑には入浴設備あり)
公営斎場にはお布団はついていません。ご希望によりお布団の追加はできます。ご注文をいただいてから公営斎場に配達いたします。

終活は自分の人生の終わりを決めておくことで、安心して最後の日まで有意義に楽しく幸せに生きていくための準備です。先のことや「死」を考えるなんて非常識、縁起が悪いなどと言われ敬遠されることがよくあります。
しかしながら「死」はいつ訪れるかは誰にもわかりません。
わたしたちは「死」を毎日のように見て、話し、考えてきたからこそ、終活というのは大切な行動だとわかります。
わたしたちは常に考えます。もし、自分の両親や子供、親友など大切な人に死が訪れたとしたら・・・
何も考えられなくなるからこそ、元気な時に話をし考えます。自分や大切な人の最後を任せられる人を決める必要があります。

高額な商品を購入するときは色々とお店を回り、欲しいものの性能・特徴・値段などを見ると思います。そして対応するお店の店員の対応を含め決定するのではないでしょうか?
商品を購入するときは時間をかけるのに、人生の最後のときは慌てて決めるのは間違いです。

それはなぜか?

人の死は1回しかないからです。商品を購入して気に入らなければ買い替えることはできますが、お葬式はやり直すことはできません。
だからこそ時間をかけて欲しいです。そのうえで信頼のできる葬儀会社を決めておかなければいけません。
場所が近いから、お葬式なんてどこでしても同じ、近所の人はみんなそこでしているから・・・など、そのような理由で決定して良いのでしょうか。

大切な人のことを想うのであればぜひ時間をかけてください。自分自身のことであれば、残された人に心配や不安、後悔しない葬儀会社を選んでください。

そうすればきっと安心です。

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