和歌山市で寺院葬を執り行った一日葬|おひとりさまの生前準備で叶えた尊厳あるお別れ

和歌山市にて、T様のご希望に沿い、寺院にてご葬儀を執り行いました。
T様は生前より、ご自身の最期について「尊厳を保って旅立ちたい」という明確なお気持ちをお持ちで、葬儀だけでなく、納骨やその後の法要に至るまで、あらかじめご住職と相談を重ねて準備を進めておられました。

今回は、「おひとりさま・ご夫婦おふたりで暮らしている方にとっても大切な“生前の備え”」を感じさせてくださる、和歌山市での寺院葬の事例をご紹介いたします。

生前相談で整えておられた、T様の「尊厳ある最期」への備え

T様は、若い頃にお仕事のご縁で県外から和歌山へ来られ、その後はごきょうだいと離れて暮らしておられました。
お子様はおられず、ご自身のことについては「できる限り周囲に負担をかけない形にしたい」と、生前より私どもにご相談をくださっていました。

また、T様は日頃より信心深く、生前に帰敬式を受式され、すでに法名も授かっておられました。
ご住職と丁寧にお話を重ねられ、葬儀のことだけでなく、納骨やその後の法要についても、あらかじめご自身の意思で決めておられました。

“自分の最期を、自分の想いで整えておくこと”
それは、ご自身の安心につながるだけでなく、残されるご家族や周囲の方の負担や迷いを減らす、大切な備えでもあります。

長年会っていなかったご親族からのお供えのお花で華やかになった一日葬

T様は直葬で考えられていましたが、ご自身の最期を準備していくなかで、「お経を読んで欲しい」「あの世に行ってからの名前が欲しい」「自分のお骨を納めるところが欲しい」ということを考えるようになり、浄土真宗の鷺ノ森別院にたどりつきました。
そこで、体調が悪いなか頑張って帰敬式を行い法名を授かりました。

浄土真宗本願寺派の鷺ノ森別院の書院をお借りして一日葬を執り行いました

寺院でのご葬儀で、穏やかに見送られたT様

ご病気により呼吸状態が思わしくなく、お身体としては決して楽な最期ではなかったかもしれません。
しかし、ご逝去後にお会いしたT様のお顔には苦しみはまったく感じられず、とても穏やかな表情をされていました。

そのお姿から、T様が生前より心を整え、ご自身の最期と向き合ってこられたこと、そして深い信心を持って歩んでこられたことが感じられました。

ご葬儀には、妹様方をはじめ、ご友人の皆様が参列されました。
T様は、温厚でやさしい口調の方で、ご自身よりも周囲の方を優先し、細やかな気遣いを忘れないお人柄でした。
妹様方にとっては、「男前で、かっこいいお兄ちゃん」だったそうです。

お別れの際には、妹様方が最後の最後まで兄様に何度もお声をかけられ、涙ながらに見送っておられました。
感謝の言葉を伝えながら、心静かに、そして温かく送り出された時間は、T様らしい穏やかなご葬儀となりました。

最後まで自分の病気の姿を妹には見せたくないと面会を断ったT様

病気にになり酸素吸入をしながら生活をされていまいた。生前相談では私たちには「兄弟姉妹はいるけど、連絡は取れない」と仰っていましたが、遠方から参列された妹様にお聞きすると、病気の姿を見せたくないからと面会を断っていたそうです。
自分の最期はお友達に任せるからと、お友達とも何回か面会をして色々と決めていきました。

カッコよくて優しかったお兄ちゃんに逢いたかったといい、手に触れて涙を流されていました

おひとりさま・おふたりさまこそ、元気なうちの終活相談が大切です

今回のT様のように、

  • おひとりで暮らしている方
  • ご夫婦おふたりで暮らしている方
  • きょうだいはいるが遠方に住んでいる方
  • 子どもに負担をかけたくないと考えている方

こうした方ほど、元気なうちに少しずつ準備をしておくことが大切です。

生前にご自身の希望を整理しておくことで、

  • どのような葬儀にしたいか
  • どこで見送ってほしいか
  • 納骨や法要をどうしたいか
  • 誰に何をお願いしたいか

といった不安が明確になり、将来への安心につながります。

終活の方法は、お一人おひとり違います。
だからこそ、「何から始めればいいかわからない」という段階から相談できる窓口が必要です。

「参列はお友達2人だけ」
だから最後は直葬でいい

ご逝去後には参列されないと思っていた妹様お二人が、遠方からすぐに駆け付けてくださいました。
「何回も面会に行ったけど、会ってくれなかった」と残念そうに妹様はおっしゃってました。
参列者はお友達2人だけとご本人は仰ってたけど、お友達のご家族も来られて10人ほどお集まりになりました。

妹様は最後に「お兄ちゃんはやっぱり男前やなぁ」とお顔に触れながらお別れをされていました。

妹様やお友達のご家族も参列されて、お花のお供えもあり寂しくない最後でした

和歌山市で終活相談・おひとりさまの備えなら「終活のとびら~ゆいむす~」へ

私どもRESTART株式会社では、
おひとりさま・おふたりさま・ご家族に頼りにくい方のための相談窓口として、
「終活のとびら~ゆいむす~」を設けています。

葬儀のご相談だけでなく、

  • 生前のご希望整理
  • 葬儀の事前相談
  • 納骨や法要のご相談
  • 死後の手続きに関する備え(死後事務委任契約)
  • 後見人について
  • 遺言書作成、執行など
  • 専門家との連携相談

まで、一つひとつ丁寧にお話を伺いながら進めています。
わたしたちは紹介業者ではありません。葬祭業と司法書士が協働し、ご本人の希望をしっかりと叶えるお手伝いをわたしたちがおこないます。

「まだ早い」ではなく、元気な今だからこそできる準備があります。
ご自身のこれからについて考える、ひとつのきっかけとしてご相談ください。

このたびT様の人生を通して、私どもは多くの大切なメッセージを受け取らせていただきました。
心より感謝申し上げるとともに、T様のご冥福をお祈り申し上げます。

また、ホームページ・SNS等への掲載にご理解とご了承を賜りましたご家族様、関係者の皆様方に、心より御礼申し上げます。

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上村・川本

初めてのご相談を承ってから2年半。何回も連絡があり入退院を繰り返しておられました。電話連絡が取れないと、T様のお友達に連絡をとったりと、ご本人の最期を希望通りに進めないといけないという使命感がありました。ご住所は岩出市でしたが、亡くなられた場所が和歌山市の病院ということもあり、病院長の届け出の手続きにしたりと、費用やご参列いただく方々の移動の負担なども考えて、皆様のご協力でスムーズに執り行うことができました。また、生前から寺院とお話をしていただけていたことで、わたしたちは寺院とも何度も打合せを行うことができました。大勢の人が故人の遺志をしっかりと受け継いだ結果、良いお葬式ができました。T様も安心されていると信じています。