会葬御礼の塩はなぜ入っている?「当たり前」と思っていたことが、実は違うこともあります
会葬御礼や粗供養に入っている「お清めの塩」。
多くの方にとっては、入っていて当たり前と思われるものかもしれません。
しかし実は、お葬式では
「当たり前」と思っていたことが、宗派や地域によって違うことがあります。
そのひとつが、会葬御礼に添えられるお清めの塩です。
お葬式の現場では、
昔からの慣習、宗派の考え方、ご家族やご参列の方の受け止め方が、必ずしも同じとは限りません。
今回は、会葬御礼の塩の意味や宗派による違い、そして現場で大切にしたい配慮について、和歌山市で葬儀をお手伝いしているRESTART株式会社がわかりやすくお伝えします。
会葬御礼や粗供養に入っている「お清めの塩」とは?
会葬御礼や粗供養に添えられている塩は、一般的に「お清めの塩」と呼ばれています。
これは、葬儀やお通夜に参列したあと、帰宅前や帰宅後に身体に振りかけるものとして、昔から広く知られてきました。
多くの方にとっては、
- 会葬御礼には塩が入っている
- お葬式のあとには塩を使う
というのが、ごく自然な感覚かもしれません。
そのため、塩が入っていないと「お塩ください」と言われることがあります。
なぜ塩を入れるの?昔からの慣習として広まった背景
お清めの塩は、昔から「死を穢れ(けがれ)として捉え、身を清める」
という考え方に基づく慣習として広まってきました。
ただし、ここで大切なのは、これは広く知られている慣習のひとつであり、
すべての宗派・すべてのご家庭で同じ考え方というわけではない、ということです。
お葬式には、「昔からこうするもの」と思われていることが多くあります。
しかし実際には、宗派や地域、ご家族のお考えによって、違いがあることも少なくありません。
宗派によっては、清め塩を用いない考え方もあります
お葬式では、宗派によって考え方が異なることがあります。
たとえば、浄土真宗などは清め塩を用いない考え方があります。
そのため、寺院との関わりの中では、会葬御礼や粗供養に塩を入れないようにすることもあります。
ただ一方で、実際のご葬儀では、
ご参列の方の多くが「会葬御礼には塩が入っているもの」と思っておられることも少なくありません。
つまり、宗派としての考え方と一般的に“当たり前”と思われていることが、必ずしも一致しない場面があるのです。
大切なのは「正しい・間違い」ではなく、戸惑わせないこと
お葬式の現場では、宗派の考え方を大切にすることはもちろん重要です。
ただ一方で、ご家族やご参列の方が
- 「何か間違っているのでは?」
- 「塩が入っていないのはなぜ?」
と、不安や戸惑いを感じてしまうこともあります。
だからこそ私たちは、宗派の考え方だけでなく、ご家族やご参列の方がどう受け止めるかにも配慮することを大切にしています。
お葬式は、ただ決まり通りに進めるだけではなく、その場にいる方々が安心してお見送りできることも、とても大切です。
RESTART株式会社が大切にしているのは「意味まできちんと伝えること」
RESTART株式会社では、和歌山市を中心に、家族葬・一日葬・直葬などのお手伝いをしています。
私たちが大切にしているのは、「昔からこうだから」で進めるのではなく、その意味まできちんとご説明し、今の時代にあった対応をすることです。
お葬式には、
- 宗派によって違うこと
- 地域によって違うこと
- ご家族によって受け止め方が違うこと
がたくさんあります。
だからこそ、一つひとつ丁寧にご説明しながら、ご家族にとって後悔の残らないお見送りになるよう整えていくことが大切だと考えています。
「こんなことを聞いていいのかな」と思うことこそ、事前にご相談ください
お葬式の場面では、「こんなことを聞いていいのかな」と思うことがたくさんあります。
たとえば、
- 焼香のやり方は?
- 無宗教でもいいかな?
- 納棺のときの服装は?
- お寺って必要?
- お布施はいつ渡すの?
こうしたことは、事前に知っておくだけで安心につながることが少なくありません。
会葬御礼に入っている「お清めの塩」は、多くの方にとって当たり前のものに感じられるかもしれません。
しかし実は、お葬式では「当たり前」と思っていたことが、宗派や地域によって違うことがあります。
大切なのは、「正しい・間違い」を押しつけることではなく、ご家族やご参列の方が戸惑わず、安心してお見送りできるように整えることです。
RESTART株式会社では、和歌山市での葬儀や事前相談において、こうした細かな違いも丁寧にご説明しながら、後悔の残らないお見送りをお手伝いしています。
和歌山市で葬儀や終活、事前相談をご検討の方は、どうぞお気軽に[お問い合わせページ]からご相談ください。
また、終活や事前準備について詳しく知りたい方は、[終活・終身サポート]もあわせてご覧ください。

浄土真宗の葬儀の粗供養の準備をしているときに、浄土真宗は「お清め塩」を入れないとしていましたが、参列者から「お塩をもらえませんか?」ということがありました。以前から気になっていましたが、ご家族や参列者からすると宗旨別の決まりごとのようなものを知らないことがほとんどです。私もそうでした。そう考えたときに、寺院の粗供養では塩を入れないけど、参列者の粗供養には入れるということにしました。その方がご家族や参列者の方にご不便やご心配をかけないと思いました。


