和歌山市斎場で行った一日葬|突然のお別れの中で、ご家族の手で整えた旅立ち

I様のご家族様より、弊社ホームページをご覧いただき、お問い合わせをいただきました。
その後、ご兄妹様でご相談のうえ、ご住職にもご意向をお伝えされ、和歌山市斎場にて一日葬を承りました。

和歌山市斎場小ホールの式場内。一日葬の基本歳祭壇に枕花や供花、果物などたくさんお供えがありました。
和歌山市斎場の式場内(生花祭壇など)
ご親族や会社関係からのお供えのお花です。
お供えの生花

I様には三人のお子様がいらっしゃり、幼い頃は少しやんちゃな一面もあったそうです。
しかし、お母様は常にお子様お一人おひとりの気持ちや考え方を尊重し、静かに、そして大切に見守ってこられたと伺いました。

娘様とは一緒に海外旅行へ出かけられたこともあり、また、身だしなみに気を配られる方で、髪はいつも整えられ、帽子をよくお召しになっていたそうです。
娘様の帽子を見て「かわいいね」と言い、ご自身で被られることもあったと、穏やかな思い出をお話しくださいました。

10年ほど前からはお子様方と離れて暮らされていましたが、体調を崩され、お子様のお近くの病院へ入院されたばかりでした。
治療を受け、仕事にも復帰したいという前向きなお気持ちを持たれていた矢先、意思疎通ができていた状態から急変されたと伺っています。

ご安置の際には、I様がお好みだった紫やブルーの落ち着いた色合いの枕花をご用意し、枕元に手向けさせていただきました。

お棺の上に手向けられるご出棺花束です。
ご出棺花束
ご安置時に故人の枕元にお供えする枕花です。紫をベースに作りました。
故人の枕元にお供えする枕花

ご納棺では、ご家族様ご自身の手でI様のお顔をやさしく拭っていただきました。
まるでお昼寝をされているかのようなお姿に、そっと声をかけながら、旅立ちの支度を整えていきました。

入院中は発熱もあり汗をかかれていたとのことで、ドライシャンプーで髪を整え、お化粧を施すと、とても穏やかでやさしい表情に戻られました。

お棺には、生前よく身につけられていた帽子やお洋服、そして大切にされていた「きいちゃん」の品々が添えられました。

故人の愛用していた帽子やワンピースなどをお棺のなかに納めました。
故人のお気に入りの帽子などを入れました。
お母さんと最後の握手をしました。
お母さんと最後の握手

今回のお別れはあまりにも急で、ご家族様にとって深い悲しみの中でのご葬儀となりました。
最期は、できる限りI様とのお時間を大切にされ、ご参列の皆様とともにお棺を囲みながら、生前を偲び、感謝の想いを伝えておられました。

突然大切な方を亡くされた悲しみは計り知れません。
ご葬儀が終わった後も、気持ちが追いつかない時間が続くことがあります。

お一人で抱えきれないお気持ちや、お辛くなる時がございましたら、どうぞ遠慮なくご連絡ください。
私たちは、グリーフケアを含め、これからもご家族様に寄り添ったアフターサポートを行ってまいります。

I様、そしてご家族の皆様、本当にお疲れさまでした。
この度は、施行事例としての掲載にご理解を賜り、心より感謝申し上げます。