【施行事例】和歌山市・海南し|100歳を迎えられたT様の一日葬|五色台聖苑小ホール

T様のご体調については、以前より娘様からご相談をいただいておりました。
一時は入院されましたが回復され、その後は施設にて穏やかにお過ごしでした。
しかし、再び容態が優れないとのご連絡を受け、その後、静かにご逝去されました。
お迎えに伺った際のT様は、とても安らかな表情でいらっしゃいました。
その後、ご家族様とともに施設を後にし、想いを丁寧にお伺いしながら、五色台聖苑にて一日葬を執り行いました。


T様は施設で満100歳のお誕生日を迎えられ、ご家族皆様から「長生きして良かったね」と祝福され、表彰も受けられました。
101歳まであと少しという時間をご家族に見守られながら過ごされた日々は、穏やかで幸せなものであったと感じております。
10人きょうだいの二女として生まれ、穏やかでマイペースなお人柄だったT様。
娘様方からは「母に強く叱られた記憶がない」とのお話もあり、その温かいお人柄が伝わってまいりました。
編み物が得意で、お孫様に教えてあげることも多かったT様。
最期には、そのお孫様が編まれたマフラーをお首元に添えさせていただきました。
またT様は、ご自身の最期の身支度として、着物や帯、足袋に至るまでご準備されており、ご家族様にもお顔を拭いていただき、手を添えていただきながらお着替えを行いました。
そのお姿は、100歳とは思えないほど美しく、安らかなものでした。



お棺には、表彰状、ご家族様が用意された思い出の品々、お孫様が作られた人生年表、そして施設の皆様からの品々を、紫のお棺に納めました。
祭壇は「可愛らしく、お洒落に」という娘様方のご希望をもとにご用意し、T様の人生を映し出すような、華やかで優しい空間となりました。
参列が叶わなかったお孫様からのお手紙は喪主さまが代読され、さらにご家族皆様が折られた鶴とともに、想いをお納めしました。



お好きだった舟木一夫の歌に包まれながら、T様は天寿を全うされ、静かに旅立たれました。
後日、ご家族様からは
「事前に相談していたにもかかわらず、いざという時は動揺してしまいました。もし事前相談をしていなかったら、本当に大変だったと思います」とのお言葉をいただきました。


大切な方を亡くされた直後に葬儀社を探すことは、大きな負担となります。
お元気なうちに、ほんの少し情報を集め、相談先を持っておくことが、後悔のないお別れにつながると私たちは考えています。

